深夜サイクリング東京城東 曳舟川通り

サイクリング

水戸街道から新四ツ木橋へ

葛飾区四ツ木から、水戸街道を上り、荒川に差し掛かると、道はふたまたに分かれます。

右が四ツ木橋、左が新四ツ木橋です。
国道6号水戸街道は、四ツ木橋になります。


国道6号 水戸街道をそのまま上りで進むと、浅草橋で、江戸通りと名前を変えます。
浅草橋で 右へ行くと、靖国通りですね。

とりあえず、荒川を渡るのですが、水戸街道の左側を走っていると、
当然ながら、新四ツ木橋になります。

橋の車道は、自転車は走れないので、左側の歩道を走ります。
ゆっくり行きましょう。
ちなみに右側には、歩道はありません。

橋を上りきると、やや小さい川、といっても幅は50メートル位ありますね、
綾瀬川があります。

綾瀬川と荒川の間に、土手がありそこからの眺めもなかなかです。

新四ツ木橋から、東方面を見るとこんな感じになります。

11月の18時すぎぐらいです。
季節や時刻によって、いろいろな風景の写真が撮れます。

スカイツリーも見えてます。

新四ツ木橋から曳舟川通り

新四ツ木橋 を下りると、 曳舟川通りです。

曳舟川通りは、もとは水路だったそうですね。
昭和4年の荒川放水路の開削にともない、早くから自動車道に改修されたそうです。

江戸期の後期から明治の初めごろにかけて曳舟がされていたそうで、
水上交通機関ではあったものの、 陸からの人力で舟を曳いたんですね。

荒川の手前の葛飾区側には、曳舟川親水公園や四つ木めだかの小道がなごりとして
人工水路が残っています。

さて、橋を渡ると墨田区・八広に入ります。

橋のたもとは、更生橋という交差点で、そこから東京スカイツリーのあたりまでが、
曳舟川通りで、およそ2.5kmの区間です。

更生橋の名前の由来

更生橋という交差点ですが、変わった名前なので、なぜだろうと思っていました。

曳舟川は、もともと、葛飾区から墨田区にかけて流れていました。

以前曳舟川が流れていたころ、ここには橋がありました。

この橋の北側あたりは玉ノ井という地名で、1958年まで私娼街がありました。

そのような背景をもとに、この橋を渡るときは、更生してもう戻ってこないようにという
願いが込められた橋であったそうです。

曳舟川は、今はもうありませんが、いろいろな人の想いを運んできたのだろうと思います。

それが、通りの名前や、交差点の名前として今も残されていることに、
感慨深いものを感じますね。

更生橋から、曳舟川交差点

更生橋の交差点から、曳舟川交差点まで進みます。

更生橋からすぐのところには、墨田区立八広小学校があります。

小学校を過ぎると、八広公園があります。
わりと大きい公園で、朝はラジオ体操、昼間は幼稚園児や小学生でにぎわってます。

ベンチとテーブルがあるので、あたたかい日の深夜は、若者が飲み会をやっていることもあります。

曳舟川交差点

ちなみに、曳舟川通りは、特別区道墨119号路線というそうで、墨田区の管轄なんですね。

四ツ木橋から、1kmぐらい進むと、 曳舟川交差点に着きます。

ここは、明治通りとの交差点です。

ここの左角には、文栄堂書店という本屋さんがありました。
明治通りの拡幅のため、閉店されています。

この書店の手前には、おかめ湯という銭湯があり営業されています。

終点まで進む

さらに進むと、東京スカイツリー駅北 という交差点で終点です。

そこを左にまがり、東武伊勢崎線の高架をくぐります。

すこし進むと、北十間川(きたじっけんがわ)にかかる、東武橋があります。

橋のたもとからは、見上げる形のスカイツリーが見えます。

   

河津桜

橋を渡ると、 河津桜があり2月中旬あたりから花が咲き、
さくら越しに 東京スカイツリー が見える撮影スポットになっています。

  

   

機会がありましたら、是非どうぞ。



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